惰性的な麺巡礼生活:α

2011年というガッツリ平成時代から開始、讃岐うどんだけだったのがラーメン・旅行などなどいろんな要素を詰め込んだごった煮ブログへ変質。 過去行ったお店の備忘録として書いてます、よろすこ(´ー`)

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観光・風景(北陸地方)

さて福井記事も今回でラスト。
今回はヨコガワ分店近くの道を北に進んだところにあるこちらの施設。

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福井鉄道北府(きたご)駅。地味に難読系駅名。
名前の由来は越前国の国府の北にあることから…それでも「きたご」読みの由来がわからんぞw
駅舎は大正時代に建てられたもので登録有形文化財に指定、味があるので2010年(平成22年)にソフトバンクの白戸家シリーズのCMでも登場。ロケ地巡りでもいけるとこでござい。

ちなみに駅舎内には福井鉄道の資料館になっており、昔使われていた機材等が展示されとります。

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駅のそばには福井鉄道本社と車庫がありまして、福井鉄道で使われる車両が留置されとります。
市内も走るので車両は路面電車タイプのもの、フクラムといった新しいものから名古屋鉄道で活躍していたものを譲り受けたものなどさまざま。高知のとさでんから来たもの(もっとたどればドイツのシュトゥットガルト市電)もあるらしい。バラエティ豊かやなぁ…

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わきには200形電車という郊外型の電車(203編成)が静態保存されとりまして。中に入れるようになっとります。

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1962年(昭和37年)に日本車両で製造されたもの、もう61歳か…
ここ、たまに一般開放されてるそうで。来たら偶然開いてた、無意識に運の良さを発揮。

2016年(平成28年)に引退し最近になってから修復され、ミュージアムの目玉に… いい余生だねぇ…

鉄道の雰囲気を堪能してから旅終了。
福井県、ボルガライスとソースかつ丼を堪能しにまた来るかもしれんね。てなわけで以上、福井旅2023でした。



【福武線鉄道ミュージアム】
  • 福井県越前市北府2丁目4−7
  • 駐車場:有

モーニング食べた後は福井市から国道走って南下。
そしてこちらの街へ… 今回の旅で一番行きたかったところでござい。
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鯖江市。

眼鏡フレーム生産国内トップを誇る街でござい。めっちゃ眼鏡推してますぞw
かつて鯖江の眼鏡をテーマにしたアニメ放映してたな… これ以上は触れない(何

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駅前には眼鏡のオブジェ。要所要所に眼鏡要素あるからね…眼鏡欲しくなっちゃうよ…

で、この鯖江駅から東に向かって1km進んだところにあるこちらの施設へ訪問。

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めがねミュージアム。

めがねの資料館もあるという…全国のめがねファンにゃたまらんなこれは…
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駐車場にも眼鏡要素。

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ミュージアムの前にも眼鏡

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そして駅からここまでの道の名前がめがねストリート。

随所にめがね散りばめられてるなぁ…もう眼鏡買いたくなってきたw

さてさっそくめがねミュージアムへ訪問。
館内には眼鏡産業の発達までの展示やめがねづくりが体験できる体験工房、そして市内で生産されためがねを購入できるショップがございます。めがね買いたくなるルートが形成されてる気がする(ゑ

はじめに資料館から。13世紀ごろにイタリアで発明された眼鏡、高級品だったために富裕層の象徴としてのイメージが強かったそうな。その後16世紀に周防(山口県)の大名である大内義隆に眼鏡が献上されて以降、日本でも眼鏡の普及が始まったそうな。
で、鯖江における眼鏡産業の始まりってのが1905年。かつては雪国のめぼしい産業のない農村だったこのエリアに福井の豪農がめがね産業を興したことが由来だそうな。
今じゃ世界三大眼鏡の産地になってるからね…すごいことよ…
ちなみに資料館、昔のめがね(鼻めがねとか)の展示だけでなく著名人がかけた眼鏡の展示もありますぞ。おもろい。

で、こっからミュージアムショップに行って眼鏡買おうかな~って思ったんですが…持ち合わせがなかったのでまた今度に。買いたい気持ちが強まったんだがお金が…w
いいフレームだったな… 再訪時にお金もっとこ。



【めがねミュージアム】
  • 福井県鯖江市新横江2丁目3−4
  • 営業時間(めがね博物館・体験工房):10:00~17:00 定休日:水(祝や盆時を除く)・年末年始
  • 営業時間(ショップ):10:00~19:00
  • 駐車場:有

福井城に続いて、福井市街地の観光巡り。
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初めに訪問したのが福井城北にある福井県立歴史博物館へ、

旧石器時代から江戸時代・戦中・福井地震、そして現代への福井の歴史を学ぶことができます。

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ちなみに訪問時期にギリギリやってなかったんですが、企画展でこういうのやってるみたいです。

うわぁ見たかったなぁ…w
来年あたりに北陸新幹線敦賀延伸開業するからこういうのは見る価値があるね。国鉄からJR西日本、そしてハピライン福井へ…



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お次に養浩館庭園、福井藩主松平家の別邸として整備されたところで、園内には回遊型の庭園が整備されとります。国の名勝にも指定されとりまっせ。
ちなみに先ほど入館した歴史博物館との共通チケットを購入することでそこそこお得に入れます。

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園内には数寄屋造りの建物が建っておりますが、戦中に消失してしまったため1993年(平成5年)に復元・一般公開されたもの。入れるようになっとります。

ちなみに復元の際に周辺の発掘調査がされたみたいですが、その際に昔の茶屋(臼ノ御茶屋)の基礎が見つかったみたいで…
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壁からにゅっと出る形で残っている基礎。
壁から向こう側は現在道路になっていますが、昔は園地の一部だったみたいで。かなり広大だったんだな…

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池の水が反射して部屋の中で揺らめく光。幻想的だな…
老後にここでゆっくりしたい気持ち。

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下をのぞくと鯉たちが。

6月から10月までは餌やりができるそうで。絶対餌の奪い合いおきそうだなw

心穏やかに。庭園巡りはいいものだな…(´ー`)

次は場所変わりまして福井市街から。
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久々に福井市街来てみたら来年3月に新幹線が来るということで駅前再開発してましたね。こんなに高いビルが建てられてるとは… 高さ120mのオフィス棟と高さ100mの住宅棟、規模大きいですねぇ…新幹線開業、なかなか強い( ˘ω˘ )

さて今回は福井駅のすぐ近くにあるこちらの施設へ訪問。
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福井城。福井藩の拠点で福井駅西口から徒歩5分、福山城の次に近いんじゃないか…知らんけど。

今は本丸の石垣が残ってるスタイル。一部御廊下橋などの施設が復元されてる形になっとります。ご立派な石垣!ですが城内にめっさ現代的な建築物建ってますね…w

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本丸跡には福井県庁・福井県警本部・県議会がならんどりました。

日本でも珍しい県庁が本丸に位置するスタイル、二の丸・三の丸に位置する官庁とかはありますが本丸はなかなか… これは攻められたときに強いぞ(何に

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そんな現代的な建物が並ぶ中、駐車場のすぐ近くには門や櫓が建っていた石垣が綺麗に残っている。やはり城の中にいることを再確認できます。

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天守閣があったところは県警本部の建物の北側にありまして。
天守閣自体は1669年ごろに焼失して以降は再建されず、巽櫓を改築して天守の代用にしていたそうな。

天守台自体はまだ残っているので見に行きましょう( ˘ω˘ )

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復元された御廊下橋を渡っていく。その先の山里口御門も復元されとります。今後ここいらを一体にした城址公園として整備していくとのこと。

山里口御門の中には入ることができまして、福井城に関する資料が少し展示されとります。

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天守台、望楼型4重5階層の天守が建っておりましたが先述のとおり消失してしまったため、それ以降は天守台のみが残っております。かなり規模大きいなぁ…さすが福井を代表する城の1つよ…

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東向かいには小天守台(控天守台)、これと合わせれば複合型天守になるんですが台のみ作られただけだそうで。

戦後に起きた福井地震の影響により石垣がエグいうねり方をしとります。激甚災害だった福井地震、どういう規模だったかを実感できますね…

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ちなみに福井城の復元図がありまして。
ここまで位置・外観等がはっきりしてるならば天守閣復元できるじゃん!…って思いかけたんですが、目の前の県庁と県警本部を見てちょうど隠れてしまうと思って何か諦める自分。

とにかく建ってるところが見たい!と思う方は、VR復元でスマホで見ることができるアプリがあるみたいなんでそれを使って… いい時代になったものだ…

てなわけで以上、福井城巡りでした。

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