惰性的な麺巡礼生活:α

2011年というガッツリ平成時代から開始、讃岐うどんだけだったのがラーメン・旅行などなどいろんな要素を詰め込んだごった煮ブログへ変質。 過去行ったお店の備忘録として書いてます、よろすこ(´ー`)

【更新時間帯】
・午前6時30分
※1日2件更新時は6時30分&18時30分、3件更新時は6時30分&12時30分&18時30分

・当ブログは四国(特に香川と徳島)や京阪神を中心に見聞きしたものや食べたものを紹介していくブログになっております。
・記事に記載している店舗情報・価格情報ですが、訪問当時の情報になっております。既に移転・閉店・変更等されている所もございます。ご了承下さい。特に営業時間や定休日等の情報は…他サイトの最新のものを確認した方がいいかと。あとたまに価格が掲載されてないものがありますが…それは私がシンプルに価格を忘れてしまったもので…もう言わせないでくれ恥ずかしい(´ー`)
・西日本と東日本で分類しているカテゴリがありますが、当ブログでは糸魚川静岡構造線を元にして分類しております、非常にアバウトかもしれんが。

<SNS>
X(旧twitter)(更新中):https://twitter.com/meruma2011
instagram(更新中):https://www.instagram.com/sankanoko2023/
threads(更新中):https://www.threads.net/@sankanoko2023
bluesky(更新中):https://bsky.app/profile/sankenokora2024.bsky.social

旅行

さて福井記事も今回でラスト。
今回はヨコガワ分店近くの道を北に進んだところにあるこちらの施設。

PA142061_R

福井鉄道北府(きたご)駅。地味に難読系駅名。
名前の由来は越前国の国府の北にあることから…それでも「きたご」読みの由来がわからんぞw
駅舎は大正時代に建てられたもので登録有形文化財に指定、味があるので2010年(平成22年)にソフトバンクの白戸家シリーズのCMでも登場。ロケ地巡りでもいけるとこでござい。

ちなみに駅舎内には福井鉄道の資料館になっており、昔使われていた機材等が展示されとります。

PA142065_R
駅のそばには福井鉄道本社と車庫がありまして、福井鉄道で使われる車両が留置されとります。
市内も走るので車両は路面電車タイプのもの、フクラムといった新しいものから名古屋鉄道で活躍していたものを譲り受けたものなどさまざま。高知のとさでんから来たもの(もっとたどればドイツのシュトゥットガルト市電)もあるらしい。バラエティ豊かやなぁ…

PA142067_R
PA142068_R

わきには200形電車という郊外型の電車(203編成)が静態保存されとりまして。中に入れるようになっとります。

PA142070_R
PA142073_R
PA142071_R
PA142075_R
1962年(昭和37年)に日本車両で製造されたもの、もう61歳か…
ここ、たまに一般開放されてるそうで。来たら偶然開いてた、無意識に運の良さを発揮。

2016年(平成28年)に引退し最近になってから修復され、ミュージアムの目玉に… いい余生だねぇ…

鉄道の雰囲気を堪能してから旅終了。
福井県、ボルガライスとソースかつ丼を堪能しにまた来るかもしれんね。てなわけで以上、福井旅2023でした。



【福武線鉄道ミュージアム】
  • 福井県越前市北府2丁目4−7
  • 駐車場:有

モーニング食べた後は福井市から国道走って南下。
そしてこちらの街へ… 今回の旅で一番行きたかったところでござい。
DSC04326_R
DSC04328_R
鯖江市。

眼鏡フレーム生産国内トップを誇る街でござい。めっちゃ眼鏡推してますぞw
かつて鯖江の眼鏡をテーマにしたアニメ放映してたな… これ以上は触れない(何

DSC04327_R
駅前には眼鏡のオブジェ。要所要所に眼鏡要素あるからね…眼鏡欲しくなっちゃうよ…

で、この鯖江駅から東に向かって1km進んだところにあるこちらの施設へ訪問。

DSC04323_R
めがねミュージアム。

めがねの資料館もあるという…全国のめがねファンにゃたまらんなこれは…
DSC04321_R
駐車場にも眼鏡要素。

DSC04322_R
ミュージアムの前にも眼鏡

DSC04324_R
そして駅からここまでの道の名前がめがねストリート。

随所にめがね散りばめられてるなぁ…もう眼鏡買いたくなってきたw

さてさっそくめがねミュージアムへ訪問。
館内には眼鏡産業の発達までの展示やめがねづくりが体験できる体験工房、そして市内で生産されためがねを購入できるショップがございます。めがね買いたくなるルートが形成されてる気がする(ゑ

はじめに資料館から。13世紀ごろにイタリアで発明された眼鏡、高級品だったために富裕層の象徴としてのイメージが強かったそうな。その後16世紀に周防(山口県)の大名である大内義隆に眼鏡が献上されて以降、日本でも眼鏡の普及が始まったそうな。
で、鯖江における眼鏡産業の始まりってのが1905年。かつては雪国のめぼしい産業のない農村だったこのエリアに福井の豪農がめがね産業を興したことが由来だそうな。
今じゃ世界三大眼鏡の産地になってるからね…すごいことよ…
ちなみに資料館、昔のめがね(鼻めがねとか)の展示だけでなく著名人がかけた眼鏡の展示もありますぞ。おもろい。

で、こっからミュージアムショップに行って眼鏡買おうかな~って思ったんですが…持ち合わせがなかったのでまた今度に。買いたい気持ちが強まったんだがお金が…w
いいフレームだったな… 再訪時にお金もっとこ。



【めがねミュージアム】
  • 福井県鯖江市新横江2丁目3−4
  • 営業時間(めがね博物館・体験工房):10:00~17:00 定休日:水(祝や盆時を除く)・年末年始
  • 営業時間(ショップ):10:00~19:00
  • 駐車場:有

福井城に続いて、福井市街地の観光巡り。
DSC04225_R
初めに訪問したのが福井城北にある福井県立歴史博物館へ、

旧石器時代から江戸時代・戦中・福井地震、そして現代への福井の歴史を学ぶことができます。

DSC04226_R
ちなみに訪問時期にギリギリやってなかったんですが、企画展でこういうのやってるみたいです。

うわぁ見たかったなぁ…w
来年あたりに北陸新幹線敦賀延伸開業するからこういうのは見る価値があるね。国鉄からJR西日本、そしてハピライン福井へ…



DSC04248_R

お次に養浩館庭園、福井藩主松平家の別邸として整備されたところで、園内には回遊型の庭園が整備されとります。国の名勝にも指定されとりまっせ。
ちなみに先ほど入館した歴史博物館との共通チケットを購入することでそこそこお得に入れます。

DSC04229_R
DSC04235_R
園内には数寄屋造りの建物が建っておりますが、戦中に消失してしまったため1993年(平成5年)に復元・一般公開されたもの。入れるようになっとります。

ちなみに復元の際に周辺の発掘調査がされたみたいですが、その際に昔の茶屋(臼ノ御茶屋)の基礎が見つかったみたいで…
DSC04232_R
壁からにゅっと出る形で残っている基礎。
壁から向こう側は現在道路になっていますが、昔は園地の一部だったみたいで。かなり広大だったんだな…

DSC04238_R
DSC04240_R
池の水が反射して部屋の中で揺らめく光。幻想的だな…
老後にここでゆっくりしたい気持ち。

DSC04243_R
下をのぞくと鯉たちが。

6月から10月までは餌やりができるそうで。絶対餌の奪い合いおきそうだなw

心穏やかに。庭園巡りはいいものだな…(´ー`)

カツを食べたあとに訪問した場所、福井エリアではかなり重要な施設でござい。

PA132032_R
PA132041_R
鳴鹿大堰。

九頭竜川における洪水の防止・水道用水の取水等を目的に作られた灌漑施設でござい。灌漑施設が作られるまでは福井平野の水事情というとあまり良くなく、地区同士の水の奪い合いというものがあったそうで。灌漑施設できてから合理的な水量管理ができるようになり、かなり改善されたみたいです。

PA132042_R
PA132044_R
PA132049_R
ちなみに今稼働しているものが2003年(平成15年)に竣工したもの、そこから上流側に昔の鳴鹿堰堤(1955年(昭和30年)竣工)がございます。一部残して今は展望台として使われとります。

PA132038_R
DSC04146_R
DSC04147_R
脇には魚道が設けられており、アユの遡上などを見れるようになっとります。

シーズンだったらめっさ遡上してるところみられるらしいね。ちなみにこの日はちょいちょい…上の写真撮る5秒くらい前にすごい速さで遡上してました。写真テクいるぞこれw

DSC04148_R
あとはそばにある九頭竜川資料館で展示物閲覧。

なんか夏休みの小学生の自由研究の展示やってたんですが…子供の想像力、すごいぞw
題目でソソられるものがあったね… ザ・自由。

前の日に福井のテレビ番組で紹介されてたんで訪問してよかったな…鳴鹿大堰。

↑このページのトップヘ